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社会課題にタックルする事業を次々と生み出す、PxDTの多様なカルチャーとは

2022/07/25

事業本部 Product Marketing ファンクション
事業責任者
小野川 舞

※所属組織名、役職やPJの内容などはインタビュー当時のものです。

ピクシーダストテクノロジーズへの入社の経緯を教えてください

前職は、ソフトバンクロボティクスで、自動調理ロボットの商品企画や運搬ロボットの企画・ユースケース提案などに携わっていました。それ以前は、スマホアプリの開発、映画関係のコンテンツ開発に加え、1社目の上長に誘われて立ち上げたスタートアップのCOOとして資金調達を経験したり、CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)で、TSUTAYAの新規サービスの立ち上げなどにも従事してきました。これまで一貫して、「カルチャー」「ライフスタイル」「テクノロジー」を軸に動いてきています。


ある時、転職エージェントからPxDTの紹介を受け、社会課題を掲げる理念と代表の落合の魅力が自分の軸とマッチし、入社を決めました。決め手となったのは、今まで見てきた会社の中で、「一番よく分からない会社だった」からです。他にもテック企業は見ました。でも、PxDTは事業内容を聞いても全然理解できない。でも、そこが面白いと思った。また、社会課題の解決を掲げている企業が多い中で、ここまでしっかりと資金を投下できているところは、日本企業にはまだまだ少ないのではないかと思ったのもポイントです。

どのような業務に携わられているのでしょうか

昨年10月から、BizDevのチームリーダーとして、ヘアケア領域でC向けのプロダクト開発を担当しています。男性向けの超音波ヘアケアデバイスで、日本医科大学整形外科学教室とDクリニックとの共同研究を基礎に、家庭向けに小型化したものです。

プロジェクトチームは、大きく「ビジネス」と「開発」に分かれていて、ビジネスサイドは私を含め2名。開発は設計・開発・量産化を含めて4名。あとは、マーケティングやデザイナーが横断的に入っているという座組みです。このプロジェクトはハードウェア系なこともあってか、自然と経験豊富なエンジニアが集まる大人のプロ集団になっています。


ただ、振り返ってみると、プロジェクト初期の頃は大変でしたね。まず、何から始めたらいいのか分からない。ハードに関しては前職で少しだけ関わったことはありましたが、実際に工場でやるべきことや、専門用語も全く分からずで。そういう時はよく、チーム内にいる経験豊富なエンジニアに助言をもらったりして、助けてもらっていました。プロダクト開発に必要なアンケートやデザイン、何が必要なのかを意見をみんなで出し合いながら、次第にプロジェクトが回るようになっていきました。助け合いの文化が自然に根付いているところも、弊社の良いところだと思います。

PxDTにマッチするのはどんな人ですか

必ずしもゼロイチが得意な必要はないですが、「曖昧耐性」を持っている人の方が活躍出来る、とは思います。弊社は事業環境の変化が激しいので、予定通りに正しい順番で、といったことが好きな人にとってはストレスでしかないでしょう。むしろ、想像もつかない変化を楽しみながら、その時々で最適解を見つけ進んでいける人にはとても面白い職場環境だと思います。それが結果的に、圧倒的に突き抜けたパフォーマンスや実績にも繋がっていきます。あとは、自分の軸を持ちながら意思決定をして、自らPDCAを回していける人も良いですね。日々決断、変更、決断、という感じで、自分自身も日々鍛えられています。

PxDTのもつどのようなカルチャーに惹かれますか

「ナイストライ」と、結果がどうであれ、思い切ったチャレンジを称賛するカルチャーが気に入っています。これは4つあるバリューの一つ「価値ある挑戦」に基づいたスタンスなのですが、とにかく失敗を恐れずにチャレンジしないと何も生み出せない、という考え方が根底に強くあります。

例えば、プロダクトデザインをした際に、コストが予想よりも上振れてしまいました。そこで、チームメンバーだけでなく、社外のデザイナーなども集まり、トータルで6時間以上も話し合ってコストに見合う落とし所を何とか見つけました。難しい課題でも、チームの力を合わせて解決していく過程に、「ナイストライ」を感じますね。

小野川さんがPxDTに期待していることと、その背景を教えてください

社会課題に取り組んでいる、という点は、ずっと期待していることです。今後、高齢化が進む日本では、たとえ今は不自由なく暮らせていても、いずれは自分も必ず高齢者になる。一寸先は闇ではないですが、誰にとっても何らかのつまずきが起こり得ると思います。そうなった時に、マイノリティの方を助けられるようなサービスが、必ず必要になってくるのではないでしょうか。まさにそうした考えと、PxDTが今取り組んでいる社会課題の解決の方法が一直線で繋がるイメージがあります。
 

私がこのように考えるようになったのは、祖父の影響も大きいかもしれません。祖父は元気で活発な人だったんですが、具合が悪くなってからは車いす生活になってしまったんですよね。元々アクティブだった祖父が、周りに気を使ってしまうから外になかなか行かなくなり、元気がなくなっていきました。その姿を目の当たりにして、子どもながらに大好きなおじいちゃんがすごく変わってしまったように見えてしまったんです。それが今でもすごく印象に残っていて、私が高齢化社会のインフラに関わりたいと思った一つの理由になっています。これまで、カルチャーのインフラに携わることを転職の軸にしてきましたが、PxDTで働くうちに「社会課題解決のインフラ」「ウェルビーイング」といったテーマに日々関心が強くなっていっているのを感じます。


今後もPxDTでしかできないような技術革新を牽引し、PxDTがやるからこそ他の会社や社会も追随してくれるような、プロダクトやサービス開発を進めていきたいですね。

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