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ビジネスを生み出す全てのプロセスに携わることができるーー大手からPxDTを選んだ理由

2022/11/29

事業本部 Product Marketing ファンクション
事業責任者
羽原 恭寛

※所属組織名、役職やPJの内容などはインタビュー当時のものです。

これまでの経歴について教えてください

大学院を卒業後、ソニーに入社しました。理系卒なので、最初はエンジニアとしてプロダクト開発を行っていました。ミレニアル世代の方には馴染みのあるMDウォークマンのほか、音楽管理ソフトの開発などに関わりました。
 

約10年ほどエンジニアとして経験を積んだあと、新規事業を立ち上げる機会を得て、プロダクトマネジメントやビジネスディベロップメント領域にシフトしていきました。新規事業の海外展開のため米国に渡り、現地でプロジェクトに関わりました。その後、新たなチャレンジとしてネットワークビジネスを立ち上げるためにソニーインタラクティブエンタテインメントに移籍しました。
 

帰国後もネットワークビジネスに携わっていたのですが、何か新しいビジネスの種を考えている中で、より自分事としてビジネスを立ち上げたいという気持ちが強くなってきました。自分の中でスタートアップでビジネスをやりたいという気持ちが以前からあったことに加えて、産学連携にも興味があったので、これまでの経験を生かすならアカデミア発か、テック系スタートアップかな、というイメージを持っていました。縁あって東大発スタートアップに移り、そこで事業開発に関わりました。

PxDTへの入社理由と、現在の業務を教えてください

元々(代表である)落合の研究は知っていてその内容が好きだったのと、着眼点が素晴らしいなと思っていました。彼が代表を務めるスタートアップがあると知り興味を持ったのがきっかけです。


当時の会社が大企業にバイアウトしたこともあり、新たなチャレンジを模索していたところに、連続的に新規事業を生み出す方針と、産学連携の仕組みに共感し、入社を決めました。何度か面談をした時にお会いした方々と一緒に働きたいと感じたことも決め手になりました。

現在は、独自のセンシング技術で、難聴者と聴者のコミュニケーションの壁を取り払うプロダクトの開発に携わっています。ビジネスをどのように成長させていくか、そのために必要なことは何かを考え実践しています。事業開発、商品企画、マーケティング、プロモーションなど、事業に関すること全てに責任を持ち、ビジネス側からの要求をプロダクト開発に反映するためプロダクトマネジメントの役割も担っています。

数あるテック系スタートアップの中からPxDTを選んだ理由はなんですか

先ほど挙げた落合の研究の着眼点の面白さもその1つですが、それ以外にビジネス領域の広さとスピード感があります。ビジネス領域については、今社内で注力しているプロジェクトを見ても、音響メタマテリアル、空間DX、位置情報測位システム、頭皮ケア、認知機能改善など、非常に多岐に渡っています。また、今後も新たなプロジェクトが連続的に出てくるでしょう。


共通していることは「社会課題を解決するソリューションである」ということです。
これだけ幅広いプロダクトを1つのスタートアップでやっているのは非常に珍しいと思います。今あるメインの6つのプロジェクトは、これまで40近くのプロジェクトが生まれてきた中でも、特に優先度の高いものになります。それだけ多くの新規事業への取り組みを行ってきています。

 

スピード感に関していえば、スタートアップならではのレイヤー(役職の階層)の少なさに加え、何よりも基本的に現場の判断で、Go / No Go の決定が行われているという背景があります。他の社員インタビューでも言われていますが、プロジェクトの1つ1つが小さいスタートアップ企業のようなもので、メンバー個々がCxOの立場のような、かなり裁量が与えられている環境だと思います。決してトップダウンで決まるのではなく、現場にいるメンバーが必要に応じて落合や村上(代表取締役COO)に相談しながらビジネスや開発を進めていくという流れです。

PxDTのどんなところに面白さ、醍醐味を感じていますか

ビジネスを生み育てていく全てのフェーズに関わることができるところが、PxDTの魅力の1つだと思っています。アイデアを形にする0→1だけでなく、1→10に育て、さらには10→100へと大きくしていくこと、それら全てを経験できます。そういった意味では、1つのプロジェクトにじっくりと関わりたい人にも、次々と新しいことを作っていくことが好きな人にも合う環境なのではないかと思います。また、それぞれが持つ本来の役割や立場を超えて、色々な業務に関われるのも他にはない魅力だと思います。
 

例えば私の場合、大手、スタートアップそれぞれで商品企画や事業開発に長く携わってきましたが、役割的に「企画する、生み出す、市場に導入する」のが仕事で、市場導入後の営業やマーケティング活動に直接関わることはあまりありませんでした。ですが、今は製品のプロモーションや営業の現場にも関わり、いわゆる上流から下流まで経験することができます。

また、プロジェクトを進めるか否かを判断する際も、「実現できるか」「(他社に)勝てるか?」「ビジネスとして成立するか?」というポイントを元に定期的に村上含めメンバーとレビューを行うので、ビジネスの勘所も鍛えられると思います。


アイデアが形になり、ビジネスとしてスケールしていくあらゆる全フェーズ、全工程を経験できるチャンスはなかなかないですし、それらを経験することで自分自身でも事業を立ち上げられる知識やスキルを身につけられる環境だと思います。実際に、既に弊社を卒業し自分で会社をおこしたメンバーも複数います。自らどんどん新しいチャレンジや経験をしていきたい人にはもってこいの環境だと思います。やりたいと思えばチャンスはいくらでもありますし、PxDTの中だけでもいかようにもキャリアの幅を広げていけるので、興味や志向が変わっても可能性を見つけられる会社なのではないかと思います。

アカデミア発スタートアップの中でもPxDTだからこそ、と思うところはありますか

アカデミア発というと、ビジネスの種が全てアカデミアの研究成果からきているものと思われがちですが、PxDTの場合は自社開発の技術を用いたプロジェクトも多いです。社会課題、すなわち社会のニーズを解決する技術として最適なものを選択しています。

また、大企業と共同で新規事業開発を行うプロジェクトが複数あることも特徴だと思います。自分が関わったことがない業界の大企業と対等に、若しくはリードして事業開発を進めることは非常にやりがいを持てます。加えて、落合や村上を筆頭に、メンバーそれぞれが多様なバックグラウンドと人脈を持っているので、何をするにもターゲットとするキーマンや会社に比較的容易にたどり着けるというのも大きいですね。

PxDTのもつどのようなカルチャーに惹かれますか

カルチャーとして気に入っているところは、結果ではなくスタンスを重視するところです。PxDTが掲げる社員が重点を置くべき行動指針に「価値ある挑戦」があります。それがうまくいったかどうかではなく、どれだけ大きな価値を目指して思い切ったチャレンジができたか、とことんまでやれたか、ということを重視し、そこに沿った行動が評価される環境です。挑戦してなんぼという、まさにスタートアップとしては理想的なカルチャーがあると思います。

羽原さん自身が今後チャレンジしたいと思っていることがあれば教えてください

私はエンターテインメントのビジネスに携わっていたこともあるので、それを社会課題を掛け合わせて、シニアや障がい者の方も普通に楽しめるエンターテインメントを手掛けたいです。また、環境問題にも取り組んでみたいと考えています。


また、海外でも事業展開をしていきたいと思っています。PxDTが目指す社会課題の解決は日本に限ったことではないですし、世界共通のことも多いと思います。ダイバーシティの観点からも、スケーラビリティの観点からも、世界に進出していきたいと思っています。
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